あなたは知っていますか?本当のクリスマスのルーツ

あなたは知っていますか?本当のクリスマスのルーツ

12月の定番イベント

12月に行われるイベントといえば『クリスマス』ですよね。
日本人なら誰でも知っており、世界各国で知れ渡っています。

クリスマスに関連したイベントや新製品、キャンペーンも毎年の恒例で、11月の後半になると様々な場所でクリスマスがアピールされます。

子供の頃は誕生日プレゼントが貰える誕生日と同じく、クリスマスは誰もが楽しみな日だったことでしょう。
大きくなると家族や恋人と過ごす大切な日として休暇を取る人も少なくありません。

そんな誰もが知っているクリスマスについて、もう少し詳しくなってみましょう。

クリスマスのルーツ

イエス・キリストが降誕した日

キリスト あなたは知っていますか?本当のクリスマスのルーツ 大抵の人はクリスマスである12月25日が“イエス・キリストが誕生した日”ということを知っていることでしょう。
キリスト教の恒例行事で、日本を除いたヨーロッパを中心とした世界各国では休日になっています。
キリスト教のミサ(礼拝)として祝われていますが、その起源は不明なようです。
そのため、誕生日ではなく、あくまで地上に降誕した日として祝われています。
大体4世紀頃からキリスト教徒の間で広まり、クリスマスを祝うようになってきたようです。

また、聖書や様々な文献が残るイエス・キリストですが、実際にクリスマスの日に誕生したかどうかも不明になっています。

冬至の祭が起源

冬至 あなたは知っていますか?本当のクリスマスのルーツ クリスマスの起源は不明ですが、一説によるとキリスト降誕以前の古代ゲルマン人、ケルト人が盛大に祝っていた冬至の祭「ユール」が起源ではないか?といわれています。
寒さが厳しくなるといわれる冬至は、昼が一年で一番短く、夜が一番長くなる日で本格的な冬の訪れを感じさせる日です。
この日を太陽の新たなる誕生の日として祝う地域は少なくなく、これがクリスマスと結びついたのではないかと言われています。

ヨーロッパは新年までクリスマス

ヨーロッパ あなたは知っていますか?本当のクリスマスのルーツ ヨーロッパなどの地域では新年を開けてもクリスマスの飾りを出している地域があります。
実はヨーロッパのクリスマス期間は、新年の1月6日まで続きます。
1月6日は「公現祭」または「神現祭」と呼ばれています。
12月25日が「降誕祭」でイエスの誕生を祝う日であるならば、洗礼を受け、神として顕現した日を1月6日としています。

同じイエス・キリストを信仰していても、教会などの団体ごとによって解釈が異なっています。

クリスマスリース

クリスマスリース あなたは知っていますか?本当のクリスマスのルーツ クリスマスの飾りつけのひとつである「クリスマスリース」
松ぼっくりなど常緑樹、柊の実や葉をベースに使って作る輪っかの飾りで、キリスト教徒はこれを玄関ドアの外側に飾り付けます。
日本でいう正月の”しめ縄”のようなアレです。
クリスマスリースにも意味があり、輪は「永遠」や「新年の幸福を祝う」などといった意味があります。
常緑樹を材料に使うのは、「農作物の繁栄」を表し、赤い柊の実は「太陽の炎」「キリストの血」を表し、柊の葉は「魔除け」といった意味が含まれています。

クリスマスリースを飾る時期は、クリスマスの大体4週間前である11月30日に一番近い日曜日に飾り付けをします。

クリスマス・イヴはクリスマスでもある

クリスマス・イヴ あなたは知っていますか?本当のクリスマスのルーツ クリスマスの前日である12月24日は「クリスマス・イヴ」として知られており、日本人の多くがこの日にクリスマスを祝います。
実はこのクリスマス・イヴもキリスト教で用いられる暦上では「クリスマス」として扱われています。
正確には12月24日の日没から25日の日没までをクリスマスとしています。
そういった意味ではクリスマス・イヴに祝うのはあながち間違っていないようですね。

クリスマスツリー

クリスマスツリー クリスマスの定番の飾り付けのひとつ「クリスマスツリー」
実はクリスマスツリーはイエス・キリストとは関係なく、ドイツの聖史劇にでてくるエデンの園の木が由来となっています。
エデンの園といえば「アダムとイブ」であり、2人が禁じられていたにも関わらず食べてしまった果実は「リンゴ」とされているので、この劇ではリンゴの木になっています。

その後、この劇は17世紀初頭にフランスに伝わり、木に飾りを付ける習慣が生まれました。
ドイツに逆輸入されたこの劇ですが、リンゴの木は冬には合わないため、モミの木に変更されました。

そして、イギリス、アメリカへと広まっていきました。

クリスマスツリーの下

プレゼント あなたは知っていますか?本当のクリスマスのルーツ 多くの人々がクリスマス前からプレゼントを用意しますが、欧米では子供だけではなく、祖父母を含めた家族間でプレゼントを贈り合います。

そして、クリスマスまでプレゼントをクリスマスツリーの下に置きます。
プレゼントの量自体も結構な数になるので、プレゼント置き場としても飾りとしてもクリスマスツリーの下は最適。

プレゼントには「○○から○○へ」と札も付けて、サンタクロースからのプレゼントと一緒に置いておきます。
プレゼントはクリスマス当日まで開けることができないので、子供たちはひたすら我慢するそうです。

サンタクロースの由来

聖ニコラウス あなたは知っていますか?本当のクリスマスのルーツ 世界各国の子供たちにプレゼントを配る伝説の存在「サンタクロース」
サンタクロースの起源は4世紀頃、東ローマ帝国(現在のトルコあたり)のミラの司教『聖ニコラウス』の伝説が起源だと言われています。
ニコラウスは、貧しさのあまり、三人の娘を嫁がせることになる家の存在を知り不憫に思います。
そこで、ニコラウスは深夜にその家を訪れて、金貨を投げ入れます。
この時、暖炉には靴下が干してあり、金貨はちょうどその靴下の中に入っていたそうです。
この金貨のおかげで娘を身売りせずに済んだ、という逸話が残されています。

この逸話が由来となって、靴下にプレゼントを入れるサンタクロースの伝承が生まれました。

悪いサンタもいる

ユールラッズ あなたは知っていますか?本当のクリスマスのルーツ クリスマスの起源といわれている北欧のゲルマン民族が行っていた冬至のお祭り「ユール」。
このユールでは「ユールラッズ(Yule Lads)」と呼ばれている13人のサンタクロースが登場します。
出典:icelandia
クリスマスの13日前から毎晩一人ずつ、人里に降りてきては人々の家を訪れ、24日に全員揃うと12月25日から一人ずつ山へと帰って行きます。

13人にはそれぞれ名前があり、ミルクを勝手に飲んだり、食べたり、食器を舐めたり、盗みを働いたりとやりたい放題。
見た目も白いヒゲを蓄えてはいるものの、赤い服は着ていません。

子供たちは窓際に片方の靴を置いて眠り、ユールラッズは良い子にはお菓子をプレゼントしますが、悪い子にはジャガイモが入れられます。

現在のアイスランドでもサンタクロースではなく、ユールラッズが子供たちの前に現れては子供たちを怖がらせているそうです。
日本でいう“なまはげ”のような存在なのです。

トナカイの理由

トナカイ あなたは知っていますか?本当のクリスマスのルーツ サンタクロースは、トナカイがひくソリに乗って世界中にプレゼントを配ることで知られています。
では、なぜ馬ではなくトナカイなのでしょうか?
その理由は、ニューヨークの神学者クレメント・クラーク・ムーアが1823年に発表した詩『サンタクロースがきた』がきっかけになっています。
詩の中で、子供たちの父親がトナカイの引くそりに乗ったサンタクロースがプレゼントを持って来てくれたと子供たちに語っており、この詩がアメリカのラジオやテレビを中心に広く朗読されたことでサンタクロースとトナカイのイメージが定着したといわれています。

また、ソリをひくトナカイは8頭おり、それぞれに名前もあります。
名前は“ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、コメット、キューピッド、ドナー、ブリッツェン”となっています。

1939年にロバート・L・メイが発表した童話『ルドルフ 赤鼻のトナカイ』では、「ルドルフ」というリーダーのトナカイが増えて9頭になりました。

日本人はお祭り好き

イエス・キリストの降誕の日であるクリスマスのハズなのに、肝心の本人が本当に12月25日生まれたかどうかが不明というのは拍子抜けですね。
大人になると子供の頃に信じていたことが実は…なんてことも珍しくなく、少し寂しい気持ちにもなります。

また、クリスマスの時期である12月が誕生日の人は「クリスマスとまとめて祝われていた」なんてこともあり、自然とサンタさんの存在を信じなくなった人もいるのでは?

近年の日本では「クリスマス・イヴ・イヴ」というのも生まれ、クリスマスの時期にゆっくりできない人は12月23日にクリスマスを祝う人も増えてきました。
はっきり言ってクリスマスとは何も関係のない日ですが、天皇誕生日ということもあり祝日なので、忙しくてもクリスマスというイベントを楽しみたいという気持ちは誰もが持っていることが伺えます。

色々な文化を取り入れ、楽しむあたり、日本人はお祭り好きなのでしょうね。
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